本研究会の目的・活動内容
本会は、土層強度検査棒の技術の向上と普及の促進を図ることを目的とします.
○技術的課題
土層の厚さや強度は、一般的に場所ごとに大きく異なり、きわめて不均質です.本技術は、それらを多点で迅速に把握することで、地盤の工学的な評価の精度向上を図ることを目的に開発されました.しかしその測定事例や検証事例は少なく、測定結果の活用方法も標準化されていないため、普及が十分進んでいません.
○活動内容
1)技術改良
会員が密接に協力して現場実施例の収集、測定結果の検証、斜面安定度評価手法等の開発、様々な利活用方法の提案等を行うとともに、利活用促進に向けた標準的な積算方法等の検討を行います.
2)普及活動
会員が密接に協力・連携して本技術の効率的・効果的な普及戦略を立案し、それに沿った普及活動を積極的に展開します.具体的には、現場での適用事例の公表、試験方法やノウハウの紹介、技術指導、パンフレット作成・配布、学会発表や技術展示、雑誌などへの掲載等を通じて広範に展開する予定です.
正会員の条件
正会員は、本技術の現場適用や理論等に関する調査・研究実績、または土層強度検査棒の販売権を有し、本会の趣旨に賛同する法人等を対象とします.
運営費
運営費を徴収する必要が生じた場合、費用の分担方法及び徴収方法等は、その都度総会の議決により決定します.